タナカマサキ。

2020/3/1 ブログをNoteに移行しました、今後ともよろしくお願い致します。

宇宙人とネズミ

明日、さいたま公演の仕込みなので、今日は積みだった。

大道具倉庫は埼玉の入間にある、軽く1時間位かかる、まあ遠い。

 

今日は妙に混んでいた、そんな時は、苛々したら負けなので(ストレスは脂肪と一緒で、発生させないに越したことはない)、遠くに見える山を見ながら、鹿やタヌキが駆け回っている様子を想像したり、それにも飽きたら、宇宙人があの山に降り立ったら、どうなるの〜 的なミュージカルの事とかを考えたりした。

 

田舎に降り立った宇宙人は、都会に出たら「人がいっぱいいる〜」と驚くのか。

それとも旅行プランナー的な業者が上手い具合にかぶらない様に投下するのか。

そして田舎に降り立って、そこで出会う小麦肌の活発な女の子(全校生徒20名程度しかない学校に通っている)や、

麦わら帽子に白いワンピースのお嬢様(明るく振る舞っているが、実は東京で上手く友達を作れておらず不登校気味)、

宮司さん家の一人娘(今年の夏祭りで初めて舞を奉納する)と、

ひと夏の思い出を作る、というのが遠い遠い銀河系では流行っているのかもしれない。

 

銀河を超えるクールジャパン。

いつだって、オタクの熱意が一番熱い。

 

なんでそんな事考えていたかというと、オタクだから

今日見つけたコーヒー牛乳に、妙なオタクみを感じたからだった。

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俺たちを甘やかしてくれる。

味は、小岩井コーヒーより少し甘い位、美味しいけどこんなには飲めない、半分くらいにしてくれ、と思った。

 

 

 

 

 

 

以前は、事務所と同じ稲城市内に倉庫が有った、

でも借りていた倉庫業者自体が消滅したので、泣く泣く今の倉庫に移転した。

以前は車で5分で着いたので、今は12倍も掛かっている計算だ、

今まで5分で完成したカップうどんが、1時間掛かると思うと、まあまあ異常自体だな(この世の関節が外れちゃってるよ)と思った。

 

マクドナルドにせよコンビニスイーツにせよ、高級志向が売れるという世の中らしいので、1時間かかるカップうどんも、もしかしたらヒットするかもしれない、1時間も放置したらお湯も冷え切ると思うけど。

 

 

 

消滅した倉庫の跡地には、イオンタウンが出来るらしい。

今日ガソリンを入れに久々に倉庫跡地の方にいったら、粗方完成していた、思ったより立派で、洒落た建物になっていた。

長年出入りした、雑然として無骨な、資本主義の裏側の象徴の様な倉庫郡が、小綺麗なショッピングモールになって、あの場所はどの売場になるのか、なんて考えると不思議な感覚になる。

 

 

 

以前の倉庫の中でも、倉庫中で場所を何回か引っ越したのだけど、

最初に入っていた棟は、他に穀物業者が居てネズミが出ていた。

そこで、ネズミはペンキを食べる事と、ネズミはどんな板も容器も食い破るという事を初めて知った。

 

パネルは美味しく無いのか、全く狙われず何故か色(ペンキ)だけが執拗にやられていた。

ペットボトルの空容器に入っていたので、その残り香を追っているのか、形を覚えているのか、そもそも、ペンキはヘルシーなのか、ハイカロリーなのか、美味しいのか。

 

兎にも角にも、ネズミにやられるというのは、なにかを暗示させる様で、なんとも恐ろしい事だ、と思った。

 

 

舞浜のネズミも実物のネズミも、凄い力を持っているんだよ、という話。

 

 

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